光線療法の起源は古代ギリシャで紀元前3000年以上前にさかのぼります。当時は日光療法として記録が残されていましたが、一般の人達は好んで日光浴を行っていたようです。その後現代医学の祖とされている「医聖 ヒポクラテス」が本格的な日光療法を本格的医療の場に取り入れ意欲的にその効果を研究しておりました。その後、光線療法は衰退していきますが、1903年デンマークのニールスフィンゼン博士によって世界で初めて太陽光線と同じ連続スペクトル光線を放射するカーボンアーク灯(人工太陽灯)開発され、当時不治の病と言われていた皮膚病を治してノーベル生理医学賞を受賞しました。その後、日本で初めて応用したのは、東大皮膚科、土肥慶蔵博士が皮膚科の治療を行ったのが始まりとされております。
現代の光線療法は人工的に赤外線・可視線・紫外線(有効な紫外線)を放射し、目的に合わせて治療を行います。
主に血液の循環を良くして、自然治癒力を高め、病気になりにくい身体を作ります。その他、運動障害による捻挫や骨折などにも有効でスポーツ選手にも多く利用されております。
病気の方だけではなく健康維持にも光線療法は役立ちますので是非、体験されて見たらいかがでしょうか?